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イチジクの品種と特徴その効能、栄養価など

イチジクの品種と特徴その効能、栄養価など


 いちじくの旬の時期

 

イチジクは桑科のイチジク属の落葉高木で、名前の由来は花を咲かせずに実をつけるように見えることから無花果と書きます。
アラビア半島を原産とし、6000年前には栽培がはじまり、その後欧州からペルシャへ、シルクロードを通じて中国へと渡り、日本へは江戸時代に中国から長崎へと伝わりました。

イチジクの旬は夏から秋、8月から10月にかけて多く出回り、日本のでの産地としては愛知県や和歌山県、大阪府などで栽培されています。


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 イチジクの品種と特徴

主な品種と特徴としては下記の通りです。

「桝井ドーフィン」

1909年に米国から持ち込まれた品種で、構内販売の8割を占めるものであり、栽培のしやすさと日持ちのよさから急激にシェアを拡大しました。
その特徴は、適度な甘みとさっぱりとした味で、生食やジャムなどに向く品種です。

 

「とよみつひめ」

福岡で生まれた品種で、2006年に品種登録された新しい品種のイチジクです。
特徴としては糖度高く果汁が多い品種です。

 

「蓬莱柿」

江戸時代に中国より日本に伝わった品種で、在来種とか日本いちじくとも呼ばれます。
特徴としては、関西以西で栽培され、適度な甘みとほのかな酸味を特徴としますが、日持ちが悪い品種でもあります。

 

「ピオレ・ソリエス」
小ぶりな品種であり、一部の地域でハウス栽培されていますが、流通の少ない品種です。

特徴として、糖度が20度と大変に高く、果肉のやわらかいフランス原産のイチジクです。

 

「スミルナ」

トルコ原産でドライフルーツとして利用されているイチジクの品種です。
皮が白いのが特長です。

 

その他には米国はカリフォルニア産のカリミナルと呼ばれる白イチジクや、カドタと呼ばれるイタリア原産の白イチジクなどがあり、ドライフルーツや缶詰として加工されています。


 

イチジクの効能と栄養価

イチジクの栄養価は100g中に、カリウム170mg、食物繊維1.9gあり、また、フィシンというたんぱく質分解酵素を持ち、食後に食べることにより消化を助ける効能があります。
その他の効能としては、高血圧や動脈硬化、脳梗塞や心筋梗塞などの予防、便秘などに効果が期待できます

余り日持ちのしない果物であり、ポリ袋に入れて野菜室に保存し、早めに食べきってしまうのがよいでしょう。

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