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キッド好きなら外せない!「コナンvs.怪盗キッド」
第16巻に収録されている、怪盗キッドのコナン初登場の話です。
まず、前提としてキッドは青山剛昌が不定期連載している「まじっく快斗」の主人公キャラクターです。
黒羽快斗は顔立ちが工藤新一とよく似ています。
まじっく快斗ではまだ少しおちゃらけた雰囲気の多いキッドだった頃に名探偵コナンに登場したことで、一気に彼のキャラクターがクールで気障なものになりました。 しってました?
ここが面白い!
このコナンvs.怪盗キッドの面白いところは、まず街角で蘭が傘を差した快斗(キッド)とすれ違い、新一では?と勘違いするところから始まります。
まじっく快斗を知っているとあれは快斗であり、かつ横に歩いているのは快斗の幼馴染である中森青子(こちらは蘭に似ている)と分かるので楽しいです。
(また、余談ですがこの時のキッドとコナンが遭遇する直前の東都タワーでのキッドと手下の会話がまじっく快斗4巻の「ブラック・スターの巻」にあります) 実はストーリーが名探偵コナンとつながっているみたいです。
また、やはり一番テンションがあがるのが米花シティーホテル屋上での、キッドとの遭遇です。
全く正体の分からないキッドを相手に、コナンが捕まえようとするのがドキドキしてしまいます。
その後のQ・セリザベス号で蘭に変装していたのがコナンにばれた時、蘭はインナーごとドレスを取られたと思ってコナンが慌てふためいたり、キッドもあわてて逃げる羽目になり海に飛び込まなければならなかったり、そういうどちらが負けとも勝ちともいえないところが好きです。
最後に出てくる快斗(と青子)の台詞で、まじっく快斗を知らない人でも最初に出てきたのもキッドなんだなということが分かりますし(私もはじめて読んだときはまじっく快斗を知りませんでした)
コナン好きにもまじっく快斗好きにも優しい話で大好きです。
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