長崎といえば、長崎くんちでしょう ~由来・掛け声・日程・踊町・傘鉾~
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長崎といえば、長崎くんちでしょう ~由来・掛け声・日程・踊町・傘鉾~
長崎くんち(おくんち) の名前の由来
秋祭りといえば、全国的に有名なもののひとつに「長崎くんち」が思い浮かびます。
地元では「おくんち」と呼ばれていて、
名前の由来は、旧暦の重陽の節句(9月9日)の日程で行われていたことから、九日を「くんち」と呼んで
名づけられたという説があります。
長崎くんちの日程
毎年10月の7.8.9.日の三日間の日程で行われます。
長崎くんちの代名詞ともいえる蛇踊りです。
長崎くんちの祭りの由来
長崎の諏訪神社の祭りで、二人の遊女が諏訪神社に秋の収穫を感謝して踊りを奉納したのが始まりといわれています。
現在この祭りは、国の国定重要無形文化財に指定されています。
長崎くんちの踊町について
踊りの演目は複数あり、踊りを披露する当番の町内会が毎年決まっていて踊町といいます。
踊町ごとに振り分けが決まっていて、当番の内容の踊りを踊ります、毎年交代で七年に一度順番が回ってきます。
披露するのは、踊りだけではなく
「ひきもの」と呼ばれる船の形の山車をひいて回ります。色々な船の形があり、歴史的に他国文化を取り入れて
育まれてきた、長崎ならではのありとあらゆる山車が見られます。
後半のコッコデショは7年に一回のすごい神輿です。片手で神輿を受け取るさまは圧巻ですよ。地元では蛇踊よりもコッコデショのほうが大人気です。すごすぎます。
踊町の傘鉾について
各踊町ごとの列の先頭に立つ「傘鉾」というものがあり、町内ごとに独特な装飾を施し凝ったつくりになっています。
長崎ならではの、ビードロを使用した飾りや、異国から取り入れたからくりも見られます。
重さはひとつ130キロから150キロといわれていて、一人で担ぐことから、
傘鉾を担当する人は重労働の上、責任重大です。
長崎くんち蛇踊について
蛇踊りもも有名で、独特なBGMを奏でながら、龍が町中を練り歩きます。
たくさんのパーツが重なってできている蛇踊りの列は、機敏にあちこちを動き回ります。
長崎くんちの掛け声の意味
祭りで聞かれる掛け声も、独特で
「もってこい、もってこい」もう一度もっとやってくれという意味でつかわれます。
「ふとうまわれ」傘鉾が回っていくときに、太く(大きく)回っていけという意味でつかわれます。
「よいやぁ、よいやぁ」傘鉾が上手に回れた時に、よしいいぞという意味で使います。
どうぞ、日本でも珍しい、異国情緒満載の、長崎ならではの祭り
「おくんち」を実際見に訪れてみてください。
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