片貝まつりの花火大会は桟敷席至上主義?
片貝まつりの花火大の観覧は桟敷席で見ることをおすすめします。
なぜならば、桟敷席の周りは森や畑(私有地)に囲まれているためである。
唯一正面から見ることができるのがなんと、桟敷席のみなのです。
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片貝まつりの花火大会の場所と日時
新潟県小千谷市片貝町では毎年9月の9日10日に片貝まつり、花火大会が開催されます。
このお祭りでは、世界一の四尺玉大花火が1日一発打ち上がります。そして昼間の三尺玉花火が見られるのもこのお祭りならではです。
片貝まつりの花火大会はほかの地域の花火大会とはちょっと違う!!
(片貝まつりの花火大会は桟敷席至上主義)
地元の民は、お祭りが誇りです。大好きです。観光のために開いている祭りではなく、浅原神社に奉納するための奉納煙火であって見る人を楽しませるものではないのです。つまり、片貝の人たちが楽しむために自分たちで自分たちの祭りを作り上げているのです。
片貝人は生涯、花火のために一人1,000万円使用すると言われています。(片貝に生まれた人は、成人、厄年、還暦に盛大な大花火でこれをお祝いします。)
このお祭りの最たる特徴は、何があっても花火を上げるという事です。もちろん、台風その他により、人命や家屋等に著しい損傷を与えうると予見される場合は別として、雲ばかりで、打ち上がった大輪が目視に値しない場合や、大雨で花火会場に座っていられない状況だとしても打ち上げるのです。
この花火大祭は、浅原神社に奉納するための奉納煙火であって見る人を楽しませるものではないため、
想いが神様に伝わるかどうかが重要なのです。そのため新潟界隈の花火大会とは一味違うのです。
片貝まつりの花火大会の過去の出来事
小千谷には大手電機メーカーの工場があります。片貝から20数名が工員として勤めていたそうです。
入社初年度の9月、20人が一斉に休暇願をお祭りの日に休む目的で提出したところ、工場長は、
いきなり20人も休まれては困る、こんなの認めるわけにはいかない、祭りの日に休むんだったらクビだ、
クビか祭りに参加するかどっちか選べと脅し半分に言ったそうです。
その1時間後20人は退職願を提出したそうです。
あわてた工場長はすぐに慰留、半日出勤で和解したそうです。
片貝に生まれた人は、成人、厄年、還暦に盛大な大花火でこれをお祝いします。
そんな人々の思いを込めた花火大会は、他に類を見ないと思います。
さらに、世界一の4尺玉大花火は一見の価値ありです。
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